節分の話
慌ただしい1月が過ぎました。
お正月が終わると同時に販売されていた鬼の面の出番ですね。
子供の頃は大きな声で「鬼は内!!」と言っていたのを毎年思い出します。
私が好きな節分の話は宮部みゆきさんの「完本 初ものがたり」入っている「鬼は外」というお話し。
岡っ引き茂七親分の周りの訳ありな人々の一人屋台の親父が、節分の日には鬼にも腰掛けを作ってお酒を振舞うのです。
きっと、江戸時代の2月は温暖化が進む今よりもずっと寒い時期でしょう。
あちこちの家から追われる鬼さんのための席とお酒を出す人の優しい心遣いにジーンとします。
忙しい、本はデバイスでも、という理由からすっかり「本」の存在が遠くなっていますが、季節の行事に合わせて昔読んだ本を思い出してみると、意外に新鮮な感触です。
今年はまめしぼりの更新をこまめにしようと思う時、仕事内容の妊娠・出産・育児以外で昔読んだ本にちなんだ記事を作るのも面白いかもしれないと思っています。
今日から2月。
3日には節分で翌日は立春。
春が近づいてきますね。
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